Reserved Instances と Savings Plans を急に大量購入することになった際の案内事項まとめ

RI/SP のご購入はご計画的に

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#Savings Plans

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#Amazon RDS

#Amazon Aurora

大村保貴

2023.10.31

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急ぎのご依頼で各種 Reserved Instances と Savings Plans（以降 RI/SP）の大量購入を支援をする機会がありました。また急に依頼されたときに備えてまず確認しておきたいことを共有します。

RI/SP を急に大量購入することになったあなたへ向けの記事です。

状況

今回は管理アカウントで RI/SP を一括購入し、メンバーアカウントへよしなに適用される購入戦略を取られていました。RI/SP 購入戦略は企業ならではの経理上の問題などもあり、企業に応じた購入戦略の検討が求められます。急に決めるべきものではありません。

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RI はリージョン毎か、特定の AZ 毎にに有効な購入ができます。仮にリージョン毎に有効な RI を管理アカウントで購入した場合、全リージョンへ振り分けられるわけではありませんのでご注意ください。

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Compute Savings Plans であれば全リージョンへ適用されるため心配いりません。ただ、1年前払いですと RI や EC2 Instance Savings Plans と比べると割引率が渋いため柔軟性をとるか、割引率をとるかで判断してください。3 年前払いなら Compute Savings Plans の柔軟性を活かしたまま割引率も良いのでキャッシュフローとご相談ください。

購入日（期限）

AWS の請求は UTC 基準です。月末月初に RI/SP を購入される場合はご注意ください。

Q. AWSの請求の時間はJST/日本標準時ですか？いいえ、協定世界時（UTC）を基準に請求金額を計算しています。日本標準（JST）と協定世界時（UTC）との時差は9時間となります。 4 月 1 日 8 時台（JST）のご利用料金は 3 月分の料金として計上され、 4 月 1 日 9 時（JST）のご利用料金から 4 月分の料金として計上されます。

アカウント・請求関連のご質問

例えば 2023 年 10 月の AWS 利用費（請求）に RI/SP 購入費用を載せたいとします。日本時間ですと 2023 年 11 月 1 日の 8 時 59 分までに RI/SP を購入すれば、2023 年 10 月請求にまわせます。

逆に翌月へ請求をまわしたい場合ですと、1 日の 9 時以降に購入しないと先月付けの購入となるためご注意ください。

ただし、一般的に RI/SP の購入費用は大きいため、期限に追い込まれて焦って購入操作するような作業ではありません。諸般の事情で急に RI/SP を購入しないといけない状況にならないように心がけましょう。